おしゃれなバーが乱立している麻布十番。
ただでさえ価格感のわかりにくいバーで、しかも麻布十番となると軽い気持ちでは入りにくいのが実情じゃないでしょうか?
そんな麻布十番でお手頃な価格感でいい音が聴けるバーが「AlNiCan Rhodes Bar」さんです!
麻布十番駅から南の方へ
麻布十番駅の南側へ歩いていけば公園が見えてくるのですが、その公園横の角地にアルニカンローズバーさんがあります。

一番出口から出てすぐのところですね。
ちょっと変な構造のビルで、入り口に階段があるのですが、ちょっと上がったところにあるのが別のバーです。
アルニカンローズバーさんに入るためには入り口にある階段を降って半地下に向かいましょう笑
お店の名前が大きな文字で描かれていますのですぐにわかるはずです!

音楽とアルコール
お店に入ってまず目につくのが、どでかいスピーカーと、レコード、たくさんのボトルたちです。

このお店の名前となっているAlNiCanという言葉ですが、この由来はスピーカーの磁石に使われているAlNiCoという素材をもじった言葉のようです。
ギタリストには馴染みの深いアルニコマグネットですが、音楽をやっていないとまず聴いたこともない言葉だと思いますので、そこにこだわりを感じます。
ギターの音を拾うこの部分に使われているもので、音を拾う磁石がそのまま出力する音にも関わってくるという代物なのです。

その昔から音楽とお酒というのは蜜月関係であり、いいお酒のあるところにはいい音楽が、いい音楽があるところにはいいお酒があるものなのです。
狭い店内に響くブルースや、往年のロックが心地よくお酒も進みます。
こだわりのウィスキーから気軽なカクテルまで
メニューなどはないので、まずはお店の棚に置いてあるお酒を見渡してみます。
そしたら真ん中のあたりに見たことも無いようなウィスキーの瓶がたくさん、新しいものがあればとりあえず頼みたくなってしまう僕はすかさず注文してみたのですが、この辺りのウィスキーはやはり珍しいもののようで一杯あたり3,000円くらいしてしまうとのことです…
断念。
CAOL ILAを注文
気を取り直して注文したのは、アイラ系を代表するウィスキーの「カリラ」です。

アイラ系特有のスモーキーさとヨード臭が楽しめるウィスキーですが、ラフロイグやラガブーリンなどのようなきつすぎる臭いやもったり感は少なく、後味もスッキリなちょっといいウィスキーです。
フードメニューは乾き物
ちょっと小腹も空いていたのですが、こちらのお店ではがっつりとしたフードは提供していないようで。
ナッツやチョコレートなどがあったので、今回はピスタチオを頼んでみました。

ナッツの女王。
ジントニックを注文
そして、ウィスキー以外ももう一杯。
「六」のジントニックですね。

クラフトジンが流行るきっかけともなったのがサントリーから出ている六(ROKU)というジンです。
その名の通り、6種類の素材が入ってできているのがこちらの製品なのですが、全てが和の素材というこだわりのジン。
まあ、ジントニックで飲んでそこまでの違いがわかるのかと言われれば、正直なところ解らないのですが、山椒や柚子に加えて玉露なんかも入っている面白いジンなのです。
まとめ
ということで、麻布十番ながらもお気軽に入れるバーのご紹介でした。
麻布十番にあってノーチャージで入れるバーは片手で数えられるくらいしか無いのではないでしょうか?
一杯600円〜と良心的すぎる値段設定です。
お酒の種類も豊富で、半地下の薄暗い落ち着き空間で、いい音楽も聴けるという是非とも行きつけにしたくなるようなお店ですので、麻布十番飲みでの二軒目にぜひ行ってみてください!
お店情報
店名:AlNiCan RhodesBar(アルニカンローズバー)
場所:東京都港区麻布十番2-18-1
予算:3,000円程度
営業時間:不定
定休日:不定
支払い:カード可
喫煙:可
その他:チャージ無し
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